
ワット・ポーは「涅槃寺」とも言われています。一言で説明すると「大きな大仏様が横になっ
ているお寺」で「タイの古くからのマッサージの総本山」といったところでしょうか。
場所は王宮とワット・プラケオの北側にあります。
見どころは、礼拝堂の中に安置されている黄 金の大寝釈迦仏です。
大寝釈迦仏様(大きな横になっている大仏様)が祀られている礼拝堂へは靴を脱いで入
るので、私は靴下が真っ黒になってしまいました。
これも多くの人が参拝していることを物語っていますね。
頭からつま先まで全長46m、高さ15mもあり、大寝釈迦仏専用に造られた仏堂が小さく
感じられるほど大きいです。
仏像の体は、全身が金箔で覆われてい て、ピカピカと目映く輝いています。全体をレンガ
で形どってから、漆喰で作られました。
そもそも、寝釈迦とは、悟りを開いた釈迦が涅槃に入
る直前を表現されたものです。
目は半分だけ開かれていて、横向きに横たわり片肘をつい て頭を支えています。
大寝釈迦仏様はとても穏やかな顔をされていて優しい眼が印象的でした。
ぐるりと歩いて、足の裏を見てみると真っ平らの偏平足。
そこに文字がびっしりと刻まれていました。
私は象形文字的なものだと思ったのですが、108の絵が記されているそうです。
貝殻を細かく砕いて磨いたものをはめ込みながら描いたそうで、キラキラ輝いて神秘的な
感じがしました。
頭の方に回ると枕にも細かな装飾が施されていて、あまりの繊細な美しさに眼を奪われて
しまいました。
足の裏意外は金ぴかですが上品で優雅な印象でした。
本堂には他にも150もの仏像が祀られていて台座にはラーマ1世のお骨も納められている
そうです。外に出るとカラフルな4つの塔に囲まれています。
きれいな塔だなぁと見ていましたが、色には意味があり緑色がラーマ1世、白色が2世、黄
色が3世、青色が4世とそれぞれの王を象徴した色が使われています。
それだけでなく、各塔にはそれぞれの王のお骨も納められているそうです。まるでお墓の
ようですね。
こちらでは一般の人の納骨も可能だそうで、王様と同じ場所に納骨とは恐れ多い気もしま
すが…。
ワット・ポーでは、タイ式のマッサージも有名です。ラマ3世が設置した、シャム国初の本格
的な教育施設となったワット・ポーですが、結局、医学専門になってしまいました。
設立当時の医学は、薬品の調合技術と東洋医学に基づいたマッサージがベースになって
いました。
今もまだマッサージ学校があって、そこの学生達がマッサージしてくれます。
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